実施日:2023年8月20日
場所:愛知県名古屋市
理由:苦情による強制退去
6月に飼い主様の知人にあたるA様からご相談がありました。
飼い主様がコザクラインコの放し飼いにより苦情が来てアパートから退去を命じられてしまったとのこと。
コザクラは全部で19羽おり、全羽を連れて行くことは難しいようでA様に相談され、ひとまずTSUBASAへ相談。
数日中には引越しをしなくてはならないとのことでしたが、飼い主様からは費用の支払いや施設まで連れてくる等の協力はできそうにないとのことでした。
また当時他のレスキューの対応で立て込んでいた他、検疫室が満室であったため、すぐに対応するのが難しい状況でした。
そこで相談した結果、一時的にA様に預かっていただき、こちらの準備ができたところで引き取る流れとなりました。
羽数が多くお世話が大変な中で、飼い主様から鳥たちの情報をいただいてまとめてくれました。
しかも有難いことに、A様の方でも里親募集もしていただき、最終的に残った12羽をTSUBASAで引き取ることになりました。
8月20日に12羽を引き取り後に検査を行いましたが、特に問題はありませんでした。
今回のレスキューではA様の存在に救われました。
通常のレスキューは早急に受け入れなければならず、余裕がないため鳥たちにも負担がかかります。
ですが、急に手放さなければならない事態になったとしても、一時的でも良いので預けられる場所があるだけで鳥たちの未来は変わります。
難しいことかもしれませんが、万が一の際にできる備えとして考えるきっかけとなれば幸いです。
そしてこの場をお借りして、対応してくださったA様に心より御礼申し上げます。
12羽のコザクラたち
鳥たちの詳しい詳細はこちらをご覧ください
カジル
カマン
はるみ
くるみ
ガッコ
ガッちゃん
まもる
まち
きなこ
ひぃ
ポン男(左) ポンズ(右)